考える癖、やめる癖

疲れているのによく眠れない、眠る時間はしっかり取っているのに疲れがとれない。

気づいたらいつも首筋がカチカチで、歯を食いしばっていて顎が痛い。気づいたら意味不明にこぶしを握りしめていて、手のひらがこっている。

こんなときは、無意識に「何かを考える」事を止められなくなっている時かもしれません。

 

もちろん、人間ですから、ましては大人・社会人として、

いま取り組んでいるお仕事の事、家族の事、自分の事、色々な問題、日々考える事柄はエンドレスに出てきますね。

けどもちろん瞬時に答えを出さなければいけないこともありますが、考えても今どうしようもないこともあります。

脳で「考える」ってことも、ある意味 身体が無意識にするクセ(爪をかむ・足を組む・髪の毛をいじるetr...)と同じで、癖となり止められなくなります。

無意識に、「ぐるぐる考えている」状態が長く続くと脳はますます休むことを忘れて動き続けます。睡眠中であっても。

ある意味「エンドレス考える中毒」といえます。

この、思考に支配されている時、身体はこわばり、例えば肩なんかはカメさんのように盛り上がって力んじゃったりしてるのですよね。

神経の緊張もゆるまず、

人相も変わります(私はそのドツボにはまっているとき、たまたま写真でとった自分を見て、はんにゃのような形相になっていて驚きました)

 

それを止める為には、まずは「いま思考に支配されている自分」を自覚するのが大切だと感じます。

考えるのが癖になるように、それをまず自覚することで、思考をストップさせるのも癖に出来ると感じます。

 

そうする為に、夜寝る前にインターネットをしない・タブレットやスマホ類をベッドに持ち込まないのはとってもおすすめです。(視神経や脳への刺激を押さえます)

 

意識的に「思考をオフ」にして、考えない時間をつくることで

身体のキレが数段変わりますし、日中の活動時間のためのエナジーも蓄えられます。

 

日頃デスクワークで身体を動かせず、PCの前でお仕事をする事が多い方は、

なにも考えずひたすら身体を動かす時間を定期的に設けるのも、脳みそオンオフを切り替えるためにとても良い事だと思います。

 

思考に支配されている状態の「考えるクセ」を手放し、「今このとき」を感じて常に同期していくことで

自分の身体の状態をよく感じ取れるようになり、こわばりや冷え・神経の緊張などの改善にも繋がると実感しています。